ボスポラス海峡を渡る船…イスタンブールのアジアからヨーロッパへ Istanbul Boğaziçi, Bosporus

ヨゼフ レヴィーンのピアノ演奏 “美しき青きドナウ The Blue Danube”を添えて

美しき青きドナウ The Blue Danube …ヨゼフ レヴィーン Joseph Lhevinne

北の黒海と南のエーゲ海をつなぐボスポラス海峡。イスタンブールの街並みをヨーロッパ文化とアジア文化に隔てている海峡です。アジア文化の市街地からヨーロッパ文化の市街地に陸路で移動するには、ボスポラス橋を渡るのが一般的なルートです。

ところが、このボスポラス橋。慢性的な交通渋滞で悪名高いルートです。高速道路の渋滞が長引くので、片側3車線の道路上には、物を売りに来る人が現れる有様です。

そんなイスタンブールだからこそ、お薦めなのが、海峡を渡る船。

例えば、マルテペ海浜公園 Maltepe Sahil Parkiのほど近く。ボスタンジュ Bostanciフェリー乗り場から船に乗ったなら、ヨーロッパ側の観光地の程近く、エミノニュ Eminönüフェリー乗り場に辿り着きます。ボスポラス海峡の穏やかな波に揺られ、イスタンブールのアジア側とヨーロッパ側の街並みを船の上から眺めれば、落ち着きと静けさに包まれて、イスタンブールの異国情緒を奥深く堪能できる55分間の船旅です。

サムネに映る建物は、ガラタ塔 Galata Kulesi。フェリー乗り場があるエミノニュ Eminönüからならば、グランドバザール Kapalı Çarşıやブルーモスク Sultanahmet Camiiに代表される多くのモスクが楽しめます。

フェリー乗り場に降り立ったら、どこまでも続く人込みや商店街の雑踏に吸い込まれていきます。ボスポラス海峡からの眺めとは、趣の異なる活気にあふれたイスタンブールの熱量をたっぷりと感じることでしょう。

Bosporus Strait, Istanbul

美しき青きドナウ The Blue Danube

ロシア革命や第一次世界大戦不を経て、不遇の時代を過ごしたヨゼフ レヴィーン。

1928年5月28日に録音したのが、ヨハン シュトラウスのワルツ “美しく青きドナウ”。この合唱曲は、元々は単に敗戦したオーストリアを鼓舞する歌詞でしたが、23年が経った後に、国々をつなぐドナウ川を象徴する荘厳な歌詞に変更されました。

オーストリアの第二の国歌、“美しく青きドナウ”。故国を追われ、時代に翻弄されたヨゼフ レヴィーン。国々をつなぐドナウ川を象徴する曲に、レヴィーンはどんな歌詞を想うのでしょうか。

蓄音機でゼンマイの音から当時の振動をお楽しみください。

ヨゼフ レヴィーンのSPレコード ... 蓄音機でもっと

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