72年前の情熱 - イタリアンオペラから "君の微笑み" レオノーラへの愛の告白
カルロ タリアブーエのSPレコード
ジュゼッペ ベルディのオペラ "イル トロバトーレ" - 君の微笑み
経緯
- 1801.3.19 サルバドーレ カンマラーノがナポリで生まれる
- 1813.10.10 ジュゼッペ ベルディがイタリアのロンコーレ (当時はフランス領)で生まれる
- 1852.7.17 サルバドーレ カンマラーノがナポリで逝去 (“イル トロバトーレ”の台本を執筆途中に急死)
- 1852.12.20 ベルディ: “イル トロバトーレ” “椿姫"の作曲を開始
- 1853.1.19 ベルディ: ローマのアポロ劇場で “イル トロバトーレ”を発表 (台本サルバドーレ カンマラーノ)
- 1854.5.6 ベルディ: 改変を経て “椿姫”を発表
- 1874.7.3 ウーゴ タンシーニがイタリア北部のピアチェンツァで生まれる
- 1898.1.13 カルロ タリアブーエがイタリア北部のマリアーノ=コメンセで生まれる
- 1901.1.27 ジュゼッペ ベルディがミラノで逝去
- 1923 タリアブーエ: イタリアのジェノバ歌劇場でデビュー
- 1930 タリアブーエ: ミラノのスカラ座でデビュー (ワーグナー作曲 “トリスタンとイゾルデ”)
- 1937-39 タリアブーエ: ニューヨークのメトロポリタン歌劇場でデビュー
- 1944.3.24 タンシーニ: ベニスで逝去
- 1951.3 タリアブーエ: イル トロバトーレの第2幕から “君の微笑み”を英国で録音 (ルーナ伯爵役)
- 1956.3.9 タリアブーエ: ミラノのスカラ座で引退公演 (“椿姫”でマリア カラスと共演)
- 1978.4.5 カルロ タリアブーエがイタリア北部のモンツァで逝去
説明
ジュゼッペ ベルディが、オペラ ”イル トロバトーレ”を作曲したのは1852年12月20日。年が明けた1853年1月19日にローマのアポロ劇場で発表し、大好評を得ました。
一方で、同時に作曲を開始したオペラ “椿姫”は不評となり、幾度かの変更を経て1854年5月6日にようやく成功に漕ぎつけました。
オペラ “イル トロバトーレ”の発表から100年後の1951年3月、イタリアのバリトン歌手、カルロ タリアブーエは “イル トロバトーレ”の第2幕から “君の微笑み”を英国で録音します。
そして後にマリア カラスの出演で有名になったオペラ “椿姫”は、同じく100年後の1956年3月9日、マリア カラスと共演したタリアブーエの引退公演として、記念すべき演目になったのです。
紹介するのは、ルーナ伯爵役のカルロ タリアブーエが歌うアリア “君の微笑み”。
ルーナ伯爵との対決で愛する人を殺されたと勘違いしてしまったレオノーラが修道院に入る途中で、ルーナ伯爵からレオノーラへの愛を告白される場面です。
オリジナルの訳を添えて。タリアブーエの情熱と当時の振動を、ゼンマイの音から感じてください。
オリジナルの和訳
君の微笑みは 稲妻の輝き 星にも勝り 煌めいて まばゆい美しさに 勇気が満ちる 愛 燃えるような 愛 お願いだから 太陽のきらめきで 心の嵐を 吹き飛ばして おくれ 愛 燃えるような 愛 お願いだから 太陽のきらめきで 心の嵐を 吹き飛ばして おくれ 愛 燃えるような 愛 お願いだから 太陽のきらめきで 心の嵐を 吹き飛ばして おくれ 太陽のきらめきで 心の嵐を 吹き飛ばして おくれ


