ノルマンディの港町 …小さな入り江で迎えた穏やかな朝 Le Vieux basin, Honfleur

コルトー演奏 ショパンの “ワルツ 11番”を添えて

ショパンの “ワルツ 11番 変ト長調” Chopin “Waltz No. 11, G flat major Op. 70, No.1 …コルトー Cortot

シャンパーニュ地方のランスから北西に350km。渋滞と喧騒のパリを避けて、北フランスのノルマンディーに向けてドライブ。

たどり着いたのは、セーヌ川の河口を挟んでルアーブルの対岸に位置する古い港町オンフルール。

印象派の有名な画家たちも描いたこの小さな街には、何もないけれども何でもあります。

石畳の坂。木造や石造りの街並み。こじんまりとしたヨットハーバー。昔ながらのシーフードレストラン。生まれた年のカルバドスが揃っているリカーショップ。

ウィンドーショッピングにも飽きたなら、入り江に面したカフェでシードルでも飲みながら、ゆったりとくつろぐだけで至福の時間を過ごすことができます。

朝早くに目覚めたら、真っ先に小さな入り江のLe Vieux basinへ散歩するのがお勧めです。

早朝にはまだ一筋の波もなく、ただひっそりとカラフルな可愛らしい建物を静かな水面に美しく映し出します。

いつかまた来てみたい。そう思わせてくれる瞬間です。

Le Vieux basin, Honfleur

ワルツ 11番 変ト長調 作品70-1 Waltz No. 11, G flat major Op. 70, No.1

1832年にショパンが作曲しましたが、ショパンの生前には発表されませんでした。そして、ショパンが亡くなった1849年10月17日から6年経った1855年に発見されて発表に至った作品です。

1949年11月4日にロンドンで録音されたこの曲を蓄音機レコード (SPレコード)で紹介します。ポーランドの伝統舞曲を想わせる軽快なリズムを、コルトーは情熱的に演奏しています。

時代を超えた振動を蓄音機でゼンマイの音から感じてください。

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